2017年07月05日の記事です
長い間 司法書士を していると
標題のようなことが ごく稀にあります
今回お話ししたいのは 申請する時点で誤っていたケースではなく
申請内容は間違っていないのに 法務局が間違えて 記載してしまったケースです
今回 ある県外の法務局に 相続登記の申請をして 無事完了して
完了後の登記簿謄本を みていると
おや 鹿児島市とすべきとこが 鹿児島県となっているじゃないですか
私が 誤って申請してしまったのかと
(こんな時は 法務局から間違ってますよー 補正してくださいって電話が来ますが
これは ごく稀ではなく たまにあります・・・)
申請関係書類を見直してみましたが そうではありませんでした
法務局が 間違ってしまったんですね
これ ごく稀にあります ホント稀ですが
裁判所の判決でもありますよ(この時は 公正決定なるものがでます 裁判所から)
裁判所の職員も 法務局の職員も 人間ですから そりゃたまには間違います
で どうすればいいかというと
電話して これ間違ってますよーって言えばいいだけです
そしたら 法務局が自分で きちんとした内容に書き換えてくれます
ただ 誤った記載の残骸も残りますが
「平成何年何月何日登記官の過誤につき何法務局長の更正許可」なる記載とともに
正式な標記が 記載されます
訂正後の登記簿謄本も 無料で送っていただけました
PS
人の過ちを指摘するときは 上から目線になってはいけません
自分も間違うことがあるのですから
なかにはすごーく偉そうに 指摘する人もいますが 人の底が知れます
(2017年07月05日の記事です)
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