有限会社代表取締役の地位のみの辞任

2017年04月14日の記事です

今は 設立することができない

有限会社

しかし 今現在も 有限会社法があった 旧商法時代に設立された有限会社は

特例有限会社として かなりの数が存在しています

(例外規定以外 会社法の適用を受け 株式会社扱いです)

そんな 特例有限会社の 登記のお仕事を受けることも 多いのですが

今回は 株式会社とは異なる

特例有限会社の代表取締役の地位のみの辞任の登記申請の際

必要な添付書類を まとめました

なぜかというと 3パターンあり めんどくさいからです

①代表取締役が定款で定められている場合

定款変更決議をした株主総会議事録+辞任を証する書面+株主リスト

+辞める代表取締役の印鑑証明書(法人実印を届け出ていた代表取締役の辞任の場合のみ)

②代表取締役を社員総会で選定している場合

辞任を承認した決議のある株主総会議事録+辞任を証する書面+株主リスト

+印鑑証明書は上記と一緒

③定款の規定に基づき取締役の互選で代表取締役を選定している場合

定款+辞任を証する書面+印鑑証明書は上記と一緒

・・・・以上です

なぜ こんなめんどくさいことになるかというと

有限会社の取締役は 各自代表が原則

代表取締役がいるということは その代表取締役が本来の取締役であり

その地位は分けれるものではなく

他の取締役は その権限を制限されている状態

また その制限は 代表取締役が不在になっても 外れるものではない

とかの 理由によるものです

専門家以外は 何を言ってるのか よーわからんでしょうから

自分には無理と思った方は ご依頼お待ちしております

(2017年04月14日の記事です)

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