ここ1週間の過払い金返還動向(会社ごと)

2015年09月09日の記事です

ここ1週間で 裁判になっていた 過払い金事件が

多く 解決に 至ったので

主だった会社の 動向を お伝えします

①アイフル ライフカード

以前は 裁判して 控訴審判決までしないと 納得いく回収は不能でしたが

最近は 1審の途中でも 元金+利息半分程度なら 和解による解決が可能です

業績が改善し ADR対象債権も 完納とのことで

受託から回収までの期間も 早ければ4カ月程度か

②アコム

相変わらず 微妙に 渋い対応

ただし 控訴審まで行くことはまれで 1審の判決がせまれば

ほぼ全額での和解による解決が大多数

裁判前の交渉でも 事案によっては元金以上の和解に応じることもある

③SMBC プロミス

裁判前の和解案の 提示内容が 厳しくなっており

裁判は必須か 変な争点をこねくりだし 弁護士(福岡の人で同じ人)をつけて争ってくることも多い

弁護士がつこうとも 丁寧に反論すれば 関係ないが

無駄に 期日が増えてしまうことが 懸念事項

最近 最も対応が悪くなった印象の会社

④オリコ

争点が無ければ 1回目の期日前の解決が可能

以前は争点がある事案が多く

よく弁護士をつけて争ってきていたが

たまたま 争点のない事案が続いており

難なく解決に至っている

利息まで回収したいのであれば 裁判は必須

⑤セディナ OMC セントラルファイナンス

裁判前の和解の提示は最悪 ほぼ100%で裁判になります

裁判になれば 手のひらをかえしたように

ほぼ請求額の和解提示にも 容易に応じる

この会社の きちんとした準備書面を見た記憶はない

⑥YJカード KCカード 楽天KC

親会社が変わり KCカード時代からすれば前進

しかし やはり裁判は必須 1審中にほぼ請求額の和解解決は可能

ただ たまたま10年以上の分断案件が複数あり

最近の裁判所の動向としては あまり分が良くない感じ

裁判所からは 和解による解決をすすめられている

⑦レイク 新生フィナンシャル

なぜか 争点有の事案が多く よく同じレイク弁護士(大阪の人)と

争ってる しかし どの事案も最低でも 裁判前の和解案と比して

倍額での解決となってるので

裁判やる価値は大 ここまで何度もやってると やりやすい

前は 福岡の弁護士さんだったが 替わった

⑧最後に キャネット

裁判しても 執拗に減額の打診がくる

しかし 突っぱねていれば 次第に条件がよくなる

なんだかんだ言って 鹿児島の街金では

ある程度誠意をみせる会社

他の街金(レンツ・伊佐信販等)は 過払い金が でても少額ということもあるが

・・・・・・・・・

以上 ざっと 思いつくままに書きました

上記会社以外の 最新の動向を知りたい方は

お気軽に お電話でお問い合わせください

もう回収不能になってしまった 若しくは

回収のハードルがかなり高い会社も多数ありますので

検討されている方は お急ぎ下さい

(2015年09月09日の記事です)

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