敗北が気付かせてくれること(過払い金裁判)

2016年02月08日の記事です

鹿児島地裁に継続していた 対SMBCの

リボ取引から保証人付き証書貸付への同日借り換えの一連性が争点となっていた事案

最高裁が CFJの同日不動産担保切替への一連性否定を出したこと 及び

同判決の補足意見の存在 さらに 同種事案で SMBCの一連性否定の裁判例が

証拠で出されたこと等が 影響したようで

一連性否定の判決が 出てしまいました

簡単に勝てるとは 思っていませんでしたが

リボ取引から証書貸付への同日借り換え なんて

前記 最高裁判決前なら 当たり前のように一連です

丁寧に主張立証したら 一連性を認めてくれるものだと信じていたのですが・・・

力及ばずで 依頼者の方には大変申し訳ないです

また 私の中でも 多分勝てるだろうという慢心があったことも事実です

敗けるということは ホント身に沁みます

自分の力のなさを痛感させられます

今のままではダメなんだと気付かせてくれます

こんなに強烈なフィードバックは ありません

まだ 控訴審があります

ご本人さんが 望まれるのであれば 何とかできないものだろうか・・

個人的には このような事案は 主張立証の程度 判断する裁判官によって

結果が 変わってくるので 控訴審にいったら 覆る可能性も十分あると思ってます

宮崎は遠いですが・・

(2016年02月08日の記事です)

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