将来利息のカットに応じない貸金業者に対しての策

借金の解決法の一つの手段として

任意整理を選択することがあります

ここで任意整理とは どういう解決法かというと 引き直し計算を行い

各債権者と 個別に交渉して 将来の支払方法を決めることです

この方法を選択するメリットは

①利息制限法超過取引があれば 負債総額が減る

②月々の返済額を下げることができる可能性がある

③将来利息がつかない(払ったら払った分だけ元金が減る)

ということが挙げられます

しかし 上記②及び③は 相手方貸金業者との交渉次第なので

強制力はないわけです

一応 債務整理基準的なものもあるのですが それには強制力はないのです

ってことで 大多数の貸金業者は 月々の返済額の減額及び将来利息ゼロに応じてくれるのですが

中には応じようとしない かわいくない貸金業者もいます

将来利息をカットしないとか たちの悪いケースだと 分割にさえ応じないとか

こんな場合 使えるのが 個人再生なんです

これは裁判所の 手続きなんですが

安定的に 給料をもらっている人であれば 給与取得者等再生という手続きをとれば

債権者の意向無視で 債権額総額の減額及び将来利息カットができます

気をつけないといけないのは たちのわるい債権者が大口債権者であれば

小規模個人再生という手続きを選択してしまうと 異議をだされて

認可に至らない可能性があるということです

事前に 十分 再生計画の履行可能性等 検討しなければいけませんが

任意整理から 再生に切り替えるというのも

たちの悪い貸金業者に対する策となります

個人的には 任意整理で 将来利息付けるとか

はぁ? そんなの応じられるわけないでしょって のが本音です

イヤデス

(2015年01月29日 の記事です)

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