成年被後見人の面談に行って思うこと

2016年10月17日の記事です

後見業務は 大きく分けて

財産管理と身上監護という 二つの業務に分けることができます

その内容は その言葉の通りなんですが

で 身上監護ということから

被後見人さん本人の 状況確認ということで

だいたい1か月に1回ほどは 面談にいくようにしています

で この1か月に1回というのは

被後見人さんの数が そこまで多くなければ さほど負担にはなりませんが

だんだん数が増えてくると なかなか大変です

正直言って 私も きちんと守れているかと 言うと

ちょっと期間が空いてしまうこともあります

それでも 第三者である司法書士などが 後見人に就任している方は

本人さんの面談に 来られる方が少ないというか ほとんどいない方が多いのではないでしょうか

私が就任しているケースも そういう方が半数ほどいらっしゃいます

話ができず 意思疎通が困難な方もいますが

中には 次はいつ来てくれるかと

私の面会を楽しみにしてくれている方も います

ただ仕事だからと割り切ってするような業務ではないと思ってます

後見業務は

他の業務は 時間的接点が 限定されていますが

例えば 登記業務なんて その日だけなんてことも

債務整理も 長くても1年ほど

しかし 後見業務は 就任から その亡骸の引き受けまでということもあり得ます

で あるなら 専門職としてどうこうというよりも

人的資質が 問われるのかもしれません

内省の意も含め 自己研鑽を怠らず 精進して参りたい所存です

(2016年10月17日の記事です)

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