2015年10月27日の記事です
先週金曜日 アイフルの方が アポなしで事務所に来られました
自分は 不在で対応できなかったのですが
過払い金減額の お伺いに来られたようです
お持ちいただいた 資料に目を通しましたが
経営が苦しいのは事実なんでしょうが
過払い金債権者だけが 減額すべき理由はやはり見当たりません
確かに 武富士が倒産していますし
そのほか SFコーポレーション・クラヴィス・アエル等が法的に倒産し
米日信販・アルタ・日親信販等は 事実上倒産し
こうなってしまうと 過払い金の回収は ほぼ不可能になってしまいます
そういう倒産リスク
つまり 法的に配当で数%
若しくは 判決をとっても強制執行による回収は不能と なってしまうことも
ある程度 想定する必要はあるのですが
これは あくまで個人的な見解ですが
アイフルについては 倒産リスクはかなり低くなったとみています
実際最近は 控訴審の判決までいかなくとも というより
控訴審までいかずとも ほぼ満額に近い回収ができています
ただ つぶれるときは いきなりつぶれますので
そこらへんの説明は きちんとさせていただいてます
こうやって 事務所に来られて 過払い金の減額の懇請は
アイフルはもう4・5回目ではないでしょうか
以前は しんわの方やらKCカード(今のYJ)の方も来られてました
貸金業者としては 少しでも過払い金の返還を減らしたいというのは
よくわかります
けれども 過払い金は 今まで高利に悩まされてきた方の
大切な財産です
そう簡単には 減額するべきではないと 個人的には思ってます
(2015年10月27日の記事です)