借入金を現物出資する場合(DES)

2015年07月08日の記事です

現在 株式会社設立の際には

最低資本金制度は撤廃され 資本金が少なくても(仮に1円でも)

会社を興せるようになりました

しかし 資本金の金額は 会社の信用性・健全性等の指標ですから

事業を 継続していくうちに 様々な理由から

資本金を増額したいということが でてきます

そんなとき 潤沢な資産があれば 普通に増資すればいいのですが

そうではなく 財務体質自体が 債務超過になりそうで 危うい等の場合

(債務超過に既になっている場合は また税金との兼ね合いで問題が生じます

債務免除益なるものが発生し 課税される可能性があるのですが

今日の所は 割愛させて下さい)

債権者の協力が得られれば 標記のこのDESの手法を検討するのもいいのではないでしょうか

DES デッドエクイティスクワップ といいますが

これは 簡単に言えば 負債の 資本金への振り替えです

これができれば 自己資本比率を向上させることができ

財務体質の改善がはかれます

また 現物出資の場合は 原則 検査役の調査が必要なのですが

この負債 つまり 金銭債権を出資する場合には

この検査役の調査が 原則 不要となるのです

そうです

手続き的には そう難しくないといえるのです

このような 法人登記手続きについて

お悩みの方 相談お待ちしております

PS

このような 相談を受けたとき

中小企業診断士試験で学んだ

財務会計の知識が 非常に役立つんですよね

スティーブジョブズは 言ってました

「何事も つながっている」と

(2015年07月08日の記事です)

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