福岡で成年後見の研修を受けてきました

2016年06月21日の記事です

成年後見制度へのかかわり方としては

実際に成年後見人に 就任して 後見業務を行ってくケースと

申立人となる方からの ご依頼で 後見申立書の作成に かかわらせていただくケースと

大きく分けて二パターンあります

申立書の作成の場合は 一時的な関係となります

最初のご相談から 後見人就任まで 最近では3・4か月程度でしょうか

それに対して 後見人就任の場合は 原則 被後見人本人の方が亡くなるまで ずっとです

私が初めて就任した 被後見人の方は 既に亡くなっています

(初めてであることを抜きにしても この方の後見業務は非常に大変でした いろんな意味で)

後見人の業務は あくまで本人さんが 生きている間のみです 本人さんのための後見人であり

その本人さんが いなくなれば お役御免ということです

また 最近は例外的に 成年後見制度支援信託という制度利用のためだけに

半年弱程度だけ 臨時的に 後見人に就任することもあります

このパターンは 既存の親族後見人と複数で 後見業務をになうことが多いと思われ

主な業務は 事務手続きなので 専門家の方からすれば 非常にやりやすいことが多いのではないでしょうか

(制度利用のための手続を行うことは 簡単だと思われます ひょっとしたら私の担当案件だけ簡単だった可能性もありますが)

標題の 研修の内容は 障害者に対する後見業務ということでしたが

被後見人の方は 何らかの障害を抱えていることがほとんどです

身体・精神・知的

いずれも その障害を抱えている方の 後見業務を行わせていただいたことがあります

ただ 後見業務には これといった答えはないような気がします

こういった 研修受講が 少しでもよりよい 後見業務の提供の一助となればと思った次第であります

(2016年06月21日の記事です)

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