不動産執行までして全額貸金回収できた事案

2017年03月22日の記事です

貸したお金を返してくれないので 回収してほしいとのご依頼は

やはり 多いです

しかし これ 証拠がそろっていれば 裁判に勝つのは 難しくないですが

(証拠がないとか 不備があるときは 裁判に勝てるかの時点から 大変です)

判決取得後 実際 回収するまでが 大変な時は すごく大変です

今回 借主の自宅の競売まで申立てして 何とか 全額回収に至った事案を

ご紹介します

貸金回収の依頼を受けさせていただいた時点から

貸主さんは 直ぐに裁判してほしい とのことでしたので

早速 訴えを 提起しました

ところが 裁判所から 訴状送達できませんよの連絡が

個人間の裁判でありがちな この送達できない問題

最近 しょっちゅやっているので またですか という感じで

では 調査してきますということで

現地にいってみれば(今回は 鹿児島県内でしたので たいしたことありません

県外で 泊りとかになる距離のところだと なにせ 現地に行くのが 大変ですし

コストが嵩みます)

そこに居住していることは明らかでしたので

付郵便送達の上申をだし 裁判は1回で欠席判決で終了

判決出ても 借主からは 何の音さたは ありません

ここからは よくあるのは ヒットすることを願って 預金差押となるのですが

今回は 自宅不動産の所在が 判明しています

しかも 評価額が そんなに高くありません ということは 保管金もさほど高額にはなりません

(だいたい評価額の2割程度です)

そのキャッシュが 用意できるのであれば 不動産競売もありですよと

説明したら 是非やってくれということでしたので

競売申立ての手続きを させていただきました

その後 保管金納付 開始決定 現地調査が終了するかどうかのころに

借主さんから 全額返済するから 差押えを取り下げてくれとの

連絡がきたらしく 話がまとまり

競売申立て 取り下げで 無事解決となりました

返済するのであれば 最初から 連絡してくれればと 思いながらも

回収できて 良かったです

・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし こうやって 回収できる事案ばかりでは ないのも事実で

判決後 回収できていない事案もあるので

この回収可能性を 最初の時点で 十分検討しておかないと

費用倒れとなってしまいかねません

今回のような 貸金の回収で困っている方 一度 ご相談を お待ちしております

(2017年03月22日の記事です)

中央駅一番街司法書士事務所
鹿児島県鹿児島市中央町24番地2 ひさながビル1階
TEL: 099-806-0707   FAX: 099-806-0808

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